丸千水産の社会貢献活動
えびの養殖から見えてきた環境問題
インドネシアでは、えびの養殖が盛んで各所に養殖池があり、現地のみなさんにとって重要な産業になっています。その一方で、養殖池をつくるための森林の伐採、使えなくなった池の放置が問題になっています。
そのため、2006年より、現地の水産業者や輸入商社を中心に、マングローブを植樹する取り組みがスタートしました。丸千水産も2007年から参加しています。
森を豊かにすることが資源の保護につながる
2009年からは、この活動に賛同いただいた東海コープ事業連合さんとともに「コープの森づくり」としてもすすめています。「コープの森づくり」は、対象商品購入が植樹のための費用につながる、消費者と共にすすめる活動です。年間、2000本のマングローブ植樹の費用になっています。
植えられたマングローブの根は、稚えびや小魚の住処となり、干潟に魚が戻ります。また、森林が豊かになることが地球温暖化対策貢献にもつながります。そして何よりも、マングローブを植樹することで、タラカン島でいつまでもえびの養殖が続けられるようにと願いながら活動を続けています。